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【東進-数学】東進の超有名講師・志田晶の参考書:数学スモールステップ完全講義の評判やいかに?

高校数学参考書
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いつやるか? 今でしょ!

が流行ってからもう10年近く経つんですね…
時の流れの残酷さに驚きと悲しみを隠せない次第であります…

まさか林先生のあのフレーズが,授業中の1コマで本当に存在するとはあの当時思いませんでしたけど,
「普段からあれだけ印象に残りフレーズを授業内で喋っているのだな・・・」と教師の駆け出しだった頃の私は感銘を受けたことが記憶に新しいです.

さあ、そんなわけで今回は東進ブックスの参考書を紹介しようと思います!!

残念ながら林先生は参考書を出していないので,私の担当教科である数学から選ばせていただきました.

こちらも超人気講師の志田晶先生です!!

志田先生は「数学一問一答シリーズ」「面白いほどわかるシリーズ」など多くの参考書・問題集を執筆されていますが(詳しくはこちら),今日は「スモールステップ完全講義」シリーズを紹介しようと思います!

参考書には2つのタイプがある

まず,私の持論ですが参考書には次の2つのパターンがあると思っています.

①解法が淡々と書かれていているタイプの参考書
②授業を受けているようなライブ感のある解説をする参考書

①のパターンの参考書の例

有名どころでいうと「チャート式」や「FocusGold」なんかはかなりサッパリしていますよね.
その他にも,マイナーなところでいくと「モノグラフシリーズ」なんかもこれに当てはまりそうです.

と言いますか…世の参考書は大抵さっぱり書いてあると思いますし,その方が読み手を選ばないので浸透しやすいんでしょう…
しかし,その教科や分野が苦手な生徒・受験生にとっては,その「さっぱりさ」がかえって取っ付きにくくさせていたりもするんです.

なので,そういった人の為に②のパターンの参考書も一定の需要があると思います!

②のパターンの参考書の例

今回紹介する志田先生の「スモールステップ完全講義」もライブ感のある参考書になりますが,他には「面白いほどわかるシリーズ」や「初めから始めるシリーズ」などがそのいい例ですよね!
(志田先生はライブ感のある参考書が好きなのか…??)

特徴としては,説明や解説部分が口語調で書かれているので,参考書を読んでいるのに,まるで授業を受けているような気分になることです.
授業のように書かれているので堅苦しさもなく“スッ”っと頭に入ってきます.

なので①のパターンの参考書が苦手な人は合っているかもしれませんね^^

問題数と問題レベルを知りたい!

問題数について

まず問題数についてですが,解説の対象となっている問題は
数学I:全77問
数学II:全80問
数学B:全54問
そして,各問題に対してその問題を考えるための材料となる[準備問題]がそれぞれ設けられています.

チャートなどのように例題と演習問題が1対1に対応している訳ではないので,問題数自体は少ないと言えるでしょう.

問題のレベルについて

次に問題レベルについてですが,教科書の発展問題〜入試標準レベルの問題がメインです.
なので,これ一冊で入試全てには対応はできないと考えた方がいいでしょう!!

ただ,80問という問題数で比較的レベルが低く取りかかりやすいので,数学を受験で使う文系受験生の復習用としては活用が見込めるかもしれません.

使用する時期と使い方を教えてくれ!

使用する時期

使用する時期についてはいつでもOK!
ですが,受験生が使用するならできるだけ…できるだけ早い方がいい!!

近年は共通テストの問題難度もセンター試験の時に比べるとかなり上がっているように感じるので,正直この参考書一冊完璧にしても太刀打ちできるかはかなり厳しいところです…なので,より早い段階で着手してレベルを上げる必要があります.

「あ、数学の基礎力やばいかも…全然わかってないかも…」

そう思ったらすぐに取り組んでみましょう!!

一方で・・・

「問題数少ないし,もっとゴリゴリ演習して力つけたい!」

という人は「入門問題精講」「基礎問題精講」を使った方が,ある程度の演習量がカバーできると思います.

最適な使い方

ここまで受験勉強をベースに話をしてきましたが,私個人的には授業の予習・復習定期テスト対策での活用が1番効果的だと思います.

問題の多くが単元ごとに単独で解くことがきるものが多く収録されているので,定期テスト対策にはもってこい!
の内容ですし,躓きやすい数学IIBについては,解説が充実しているので数学が苦手な人でも取り組みやすいと思います!!

なので使い方のランキングとしては

・1位:授業の予習・復習
・2位:定期テスト対策
・3位:受験対策

といったところでしょうか!?

まとめ

ここまで「スモールステップ完全講義」の紹介をしてきました.
結局「買うべき?買わないべき?」と言うところが気になるところだと思うので,最後にそれをまとめておきましょう.

買うべき人

・気づいたら数学の授業進度についていけなくなってた
・分厚い参考書は苦手…
・今から数学をゆっくり勉強したい人
・定期テストの対策ができれば十分!と言う人

買う必要がない人

・理系受験生で数学はゴリゴリに使う人
・たくさん問題を解きたい人
・背景知識などを知りたい人

すごくざっくりと書きましたが,一言でまとめると

「理系は買わんでよい!」

これでしょうかね…!
理系で基礎力つけるなら,何度も書いてますが「基礎問題精講」の方が個人的には推したくなります…

ただ,志田先生が大好きで崇拝しているなら購入はありかも???

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