良問プラチカの違い:文系・理系の範囲とレベル、使う時期
目次
この記事の要点
- 良問プラチカ(河合出版「入試精選問題集」)の数学は、文系数学・理系数学 I・A・II・B・C・理系数学 III・C の3冊。
- 3冊とも、国公立大二次・私立大の「標準〜発展」レベルの入試問題から、頻出・典型の良問を選んだ問題集。出版社の難易度表示は「標準〜難」。
- 違いは主に扱う範囲。基本がまだ固まっていない人は、易しめの問題集を先に終えてから取り組むのが目安。
「プラチカ」は、河合出版の「入試精選問題集」シリーズに入っている問題集です。数学には文系用と理系用があり、「どれを買えばいいのか」「自分のレベルで使えるのか」で迷いやすい本でもあります。
この記事では、河合出版の公式サイトの商品ページをもとに、3冊の違いを整理します。紹介した本は、カードからテキスト購入のページで購入できます。
良問プラチカ3冊の違いを一覧で比べる
| 書名(四訂版) | 範囲(書名の表記) | ページ数 | 難易度(出版社の表示) |
|---|---|---|---|
| 文系数学の良問プラチカ | 数学I・A・II・B(数列)・C(ベクトル) | 372 | 標準〜難 |
| 理系数学の良問プラチカ | 数学I・A・II・B・C | 360 | 標準〜難 |
| 理系数学の良問プラチカ | 数学III・C | 184 | 標準〜難 |
河合出版の商品ページでは、3冊とも同じ内容紹介が書かれています。
- 主に国公立大二次・私立大試験の対策に照準を合わせた問題集
- 全国の入試問題の傾向を分析し、「標準〜発展」レベルの中から頻出・典型・良問を厳選
- 発展性があり、応用力の養える問題を選んでいる
- 解き方・考え方を詳しく解説していて、記述・論述にも対応できる
3冊のねらいと難易度は共通で、違うのは扱う範囲 だと分かります。
3冊それぞれの特徴
文系数学の良問プラチカ
書名で、数学B は数列、数学C はベクトルと範囲が示されています。文系で、国公立大二次や私立大の試験に数学を使う人向けの1冊です。
河合塾
入試精選問題集 良問プラチカ
テキスト購入で見る理系数学の良問プラチカ(数学I・A・II・B・C)
理系の入試で問われる数学I・A・II・B・C を扱う1冊です。数学III の内容は、次の III・C の巻に分かれています。
河合塾
入試精選問題集 良問プラチカ
テキスト購入で見る理系数学の良問プラチカ(数学III・C)
数学III・C を扱う巻で、ページ数は184ページと、ほかの2冊の半分ほどです。理系の受験生は、I・A・II・B・C の巻と合わせて使う形になります。
河合塾
入試精選問題集 良問プラチカ
テキスト購入で見るどの段階で取り組むか
プラチカは出版社の難易度表示が「標準〜難」で、対象学年は高3とされています。教科書の基本や入試の典型問題の解き方がまだ身についていない段階では、解説を読んでも理解しにくい問題が多くなります。
河合出版には、同じ文系向けで難易度表示が「易〜標準」の『文系の数学 重要事項完全習得編』があります。商品ページでは「文系で数学を必要とする受験生が最初にやるべき1冊」と案内され、158の頻出テーマと115題の演習問題を収録しています(理系生の基礎固めにも最適、とも書かれています)。
河合塾
重要事項完全習得編・実戦力向上編
テキスト購入で見る基本が固まっていないと感じる場合は、このような易しめの問題集を先に終えてから、プラチカで「標準〜発展」の入試問題に進む、という順番が考えられます。
注意
「理系の人が文系用を使ってもよいか」は、書名の範囲を見て判断しましょう。文系数学の巻は、数学B は数列、数学C はベクトルに絞った書名になっているため、理系の範囲すべてはカバーしていません。
この記事のまとめ
- 良問プラチカの数学は、文系数学・理系数学 I・A・II・B・C・理系数学 III・C の3冊。
- 3冊とも国公立大二次・私立大の「標準〜発展」レベルの良問を集めた問題集で、難易度表示は「標準〜難」。
- 違いは扱う範囲。基本が不安なら、易しめの問題集を先に終えてから取り組む。
ほかのシリーズのレベルの違いは、チャート式の色の違いでも紹介しています。



