高校生活が始まってから早くも4ヶ月が経とうとしています・・・
みなさん勉強の方は順調でしょうか?
私が授業している感じだと既にクラス内が
「できる子2割・不安定な子6割・既に諦めモード組2割」
みたいな感じで分断されている気がします
高校の数学は中学とはレベル感が全く違うので難しく感じること自体は悪くないですが、できない状態を放っておくと大変なことになります・・・
一年生の数学は進路を決める上で最も重要
普通科高校の多くは一年生のときに類型選択を行います
類型選択・・・2年生になったときに文系か理系のどちらに進むかを選ぶこと
この類型選択は本来
大学で工学を学びたいから理系!
将来は弁護士になりたいから法学部に行くために文系!
など将来の自分のなりたい姿からポジティブに逆算して決めるものですが、中には
数学は自分に向いてないから文系に進む
といって特にやりたいこともないけど文系に進んでしまう人も一定数います
数学嫌いは進路の幅を狭くする
このように「数学ができない」というだけで自分に進路の幅をすごく狭くしてしまいます。
これすごく勿体無いです!
このパターン、最終的にどうなってしまうのかというと
- 入試科目に数学がある大学は受けない
- 共通テストの数学は解けないから勉強しない
- 自分には勉強の才能がないと言って専門学校に行く
みたいな感じになる可能性があります。
特に1番上の「入試科目に数学がある大学は受験しない」は本当に多いです。
見方を変えれば”自分の特性に合わせた受験スタイル”といえますが、”受験方法を自ら進んで捨ててきた愚か者”とも言えますよね。
ですから高校一年生諸君!
受験生になった時に「より多くの選択肢を残すため」にも今のうちに数学を克服しておこう!
勉強方法まとめ
では数学が苦手な人はどうやって勉強すれば良いのか?
教科書傍用問題集をとにかくやりこむ
まずは市販の参考書や問題集に手を出さず、学校で最初にもらえる問題集の問題を繰り返し解いてみてください。
教科書傍用問題集のメリットとしては
- 基本問題が多く掲載されている
- 問題が解法別に掲載されているので苦手分野の演習が行いやすい
などが挙げられます。
一方でデメリットとしては
- 解説が少し読みにくい
- 難しい問題が載ってないから思考問題の対策には向かない
数学がとにかく苦手な人は、まずは学校で配られる問題集を何周も解いてみてください!
簡単な問題集を購入して演習を繰り返す
教科書レベルの問題を何回も解き終えたら何をするの?
教科書レベルの問題が解けるようになれば、定期テストは一旦問題無さそうです・・・!
しかし、長い目で見たときに受験レベルに対応できてはいません。
なので教科書レベルを解き終えたら市販の問題集を解いてみましょう
おすすめ1:入門問題精講
最初に手を出して欲しい問題集です。
例題→解説→演習の流れがとてもテンポよく、リズミカルに演習を行うことができます。
おすすめ2:沖田の数学をはじめからシリーズ
数学1Aを分野別に扱ってくれる参考書です。
どちらかというと教科書との相性があまり良くなかった人におすすめしたい一冊です。
まるで授業を受けているような軽快なテンポと、重要テーマを扱った問題演習で実力アップ間違いなしです!
チャート式のような問題集に手を出してみる
基礎基本〜標準レベルの問題演習が終わったらいよいよ応用レベルに挑戦してみましょう!
オススメは以下の通りですが、注意してもらいたいのは背伸びして購入しても実力は上がらないので、基礎レベルの問題演習を大切にしてください。
青チャート
チャート式といえば青チャート!
重要例題は受験を戦う上で解けて欲しいものばかり載っています。
赤チャート
数学力を一気に最上位レベルまであげたいい人はこの一冊!!
あつかう例題は黄色チャートや青チャートと変わりませんが、演習問題にはなのある大学がずらりと並びます・・・!
文系志望・理系志望に関わらず受験で数学を使うことを想定した演習がしたいなら一読して損はしません!
標準問題精講
先ほどの入門問題精講の仲間の一冊です。
演習を通して数学力をあげたい人にはおすすめです。
まとめ
今の自分のレベルに合わせた問題集を使ってこつこつ演習を繰り返しましょう!
数学の学習は兎に角スモールステップですので、背伸びをしないで自分のレベルに合った演習を心がけてください
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