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【受験生必見】数学力を大きく伸ばす青チャートの効果的な使い方

高校数学参考書
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今回は進学校で必ずと言っていいほど入学時に購入されている受験生御用達の網羅系参考書「青チャート」についての記事を書こうと思います

参考書や問題集が充実している昨今では,こんだけ分厚い参考書は敬遠されがちです.

一方で受験界隈では

受験界隈の豚

青チャを周回すれば旧帝数学は余裕ブヒ!!

なんて言われることもあるので,使い方にも困惑してしまいますよね…

そこで,今回は青チャートをより効果的に使うための方法を紹介しようと思いますので,今使い方に悩んでいる人,成績が伸び悩んでいる人は参考にしてみてください.

青チャートの構成と基本的な使い方

まずは基本的な使用方法を確認しましょう!

基本的には各単元の典型問題に対して「例題」→「練習問題」の構成で問題が掲載されています

↓↓↓参考画像↓↓↓

こんな感じで初学者にも分かり易いように指針を示して解法の理解を促進してくれます!!

次に,下にある練習問題を例題の解法フローに沿って下の練習問題を解きます

なので基本的な使い方としては

  • 例題で解法を知る(インプット)
  • 練習問題で実践する(アウトプット)

という感じですかね…

青チャートが人気の理由は学習で大事な「インプットとアウトプット」が同時に行えるからですね!

でもこれだけなら他の参考書・問題集でも実現してますよね??
例えば「入門・基礎・標準問題精講」などはその代表例ですよね!!

ではより効果的に青チャートを使うためにはどんな工夫が必要でしょうか?

もっと効果的に使うために…

先ほどのように「例題→練習」を繰り返すだけでも相当な基礎力は身につくので偏差値55あたりまでの大学を狙っている人はその学習方法で十分だと思います!

しかし,中堅以上のレベル(具体的にはGMARCH・早慶上理・旧帝など)を狙っている人はより応用的な思考力や論理的思考力が必要になってきます…そこで重要になるのが各単元末にあるExercise総合演習です.

Exerciseとは?

各単元の終わりに練習問題の応用ver.として過去に大学で出題された問題やその類題が”Exercise”というページにまとめられています.

このExerciseは初学だとかなり骨のある問題が多く,初見で解くことが難しいと思います.
なので,最初は解答をみて例題で学んだ解法の使い所や過去に学んだこととの繋がりなどを知りましょう.
2回目以降はスラスラと解けるようになることが目標なので,躓く箇所があればすぐに復習をして,完答できるようになるまで繰り返し解いてください!!

ここで、

鬱受験生

初手から解答見たら”思考力”育たなくね?

と思う人もいるかもしれませんが,この段階はこれでいいんです.

というのも,応用問題を解くためには「応用問題を解くための方法」インプットすることが必要なので,最初のうちは解答を参考にして学んだことを“どう使うか”を知りましょう!

そうやって身につけた「応用力」を次はアウトプットする必要があります.

そこで使うのが巻末の「総合演習」です.

総合演習とは?

そもそも

青チャを利用している人で「総合演習」の存在を知っている人いますか?

そのレベルで「総合演習」は知名度が低い気がします.

総合演習は本書の巻末に掲載されている”実践問題集”です.

問題のレベルとしては旧帝大をはじめとして神戸大・東京理科大・静大など数学で癖のある問題・難しい問題を出す大学の過去問が多く掲載されています.

当たり前だけど難しい!!

ですが,ここで生きてくるのがExerciseでインプットした応用力です!
このインプットした解法情報をもとにじっくりと時間をかけて問題に向き合いましょう

総合問題に関しては最初に解法が思い浮かばなくても解答は見ないでください.

その代わりに,わからなかったらExersiseに戻り解法を振り返ってください!
初めは解けなくても色々と振り返りながら試行錯誤を繰り返すと見えてくるものがあると思います!

色々試してみて自分なりの解答を作ったorどうしても分からなかった場合には解答を見て復習を行いましょう.

まとめ

  • 青チャの基本的な使い方は
    例題→練習 で基本問題の反復練習
  • 慣れてきたらExerciseで応用問題に挑み総合演習で仕上げよう!!
  • <デメリット>として基本的・基礎的な計算演習については問題数が少ないので,教科書傍用問題集(クリアー、サクセス等)を使って計算力を養おう!!

お知らせ

青チャートの数学ⅢCが発売されたので,来年度(2024年度受験生)は購入を検討してみてください!!

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